造花の茎が硬くて切れない?!カットに必要なお道具選びと切り方、処理のコツ

このサイトでは、造花・アーティフィシャルフラワーを使ったインテリアフラワー制作のお役立ち情報をお届けしています。
造花を使ったDIYで困るのが、「茎が切れない!」問題。
造花の茎ってびっくりするほど硬いんですよね。
ウェルカムボードのような、お花の頭の部分だけ使うアレンジメントを作る際は、茎を抜いてしまうのが手っ取り早いのですが・・
茎を残してアレンジやを楽しみたいということもありますよね。
- 花瓶の高さに合わせてちょうど良い長さに切りそろえたい時
- クラッチブーケを作る時
- 茎を残してして、スポンジに挿していきたい時
- 根元ギリギリに短くカットしたい
といった場合など・・・。
造花の場合は、茎を抜くとバラバラになってしまうタイプのお花もあるため、慎重に見極めなくてはいけません。
このページでは、造花の茎をカットするためのお道具やその選び方、手が痛くならない簡単なカット方法などをお伝えしますね。
使いやすい道具を活用して、ストレスなく創作を楽しみましょう!
造花の茎は柔らかいものと、ものすごく硬いものがある
茎が柔らかいお花
①簡易的な細いワイヤーが付いている「フラワーヘッド」。
ラッピングや小物クラフト用に作られているものです。茎や葉の部分にコストがかかっていないので、価格も比較的リーズナブルなものが多いです。
②ストローのような、空洞の柔らかいチューブの中にワイヤーが通っているもの。
①②のタイプは、中に通っているワイヤーも比較的柔らかいものが多く、100円ショップのニッパーでもなんとか切ることができます。
ラジオペンチの根元の部分やクラフトハサミなどでもOK(←あまり切りすぎると刃こぼれや噛み合わせが悪くなる可能性あり)。
比較的軽い力でカットできます。
茎が硬いお花は強力なワイヤーカッターが必要
③外側が硬めのプラスチック素材で、空洞がないぎっしりしたタイプ。
茎のトゲトゲや葉っぱまで精巧に作られているもの。
このタイプの茎に入っているワイヤーは、丈夫で硬いものが多いです。
③④のような茎を100円ショップのワイヤーカッターや小型のニッパーで切るのは至難の技・・
すぐにヘトヘト&腱鞘炎になりそうです。
私もアーティフィシャルフラワーでアレンジを作り始めたばかりの頃は、小さなニッパーを使って気合いでカットしていました。
すぐに手が疲れてしまって、下準備の段階でヘトヘトになっていました。
こういった硬いタイプの茎をカットする際は、専用のお道具があった方が便利です。
コスパも大事だけど、お花作りには時間や体力も必要です。
便利で使い勝手の良いお道具を持っていると、作業効率が格段に上がって、時短になる上に、体力も温存できるのです!
これからもたくさんフラワーDIYを楽しみたい!という方には、初期投資と考え、楽々カットができる、ワイヤーカッターをお勧めします。
造花の硬い茎をカットするためのお道具と選び方
画像をクリックすると販売ページへジャンプします。
造花専用のカッターはこちら↓。
造花専用というだけあって、非常に高性能。
バネで楽々開閉するので、効率よくサクサク茎をカットすることができます。
切れ味も衰えず長く使えるお道具ですが、値段がお高めなので、気軽に楽しみたい方は躊躇してしまうかも・・。
半分くらいの値段で買えるものはこちら
見た目がややいかついのですが、先に紹介したものに比べるとコスパ的に嬉しい。ホームセンターでも買えるグリーンニッパー。
お花のプロショップでも昔から取り扱われていて、昔はこのタイプのものしかありませんでした。
造花用の茎をカットするニッパー、ワイヤーカッターを選ぶポイント
- 太い茎も挟めるように、「刃先が広めに開く」
- 硬いワイヤーが切れるように、刃こぼれしない丈夫な素材でできている
- 軽い力で切れるように、ある程度大きい、グリップがしっかりしている
花専用のものでも、DIY用の工具でも、このような条件を満たしていれば、造花のアレンジメントに使いやすいです。
硬い茎をたくさん切っても手が痛くならない方法
①裁断機のように横にして使う
最初に紹介したアーティフィシャルフラワーカッターには、このような専用スタンド(別売り)もあります。
専用スタンドがなくても、滑りにくいところでやったり、滑り止めマットなどを敷くなど、気をつけてカットすれば大丈夫。
ニッパーの片側を机の上に置いて、裁断機のように切ると「挟む力」がいりません。上から押すだけで、体重もかけられるので、たくさん太い茎を切っても疲れにくいです。
クラフトバサミで切り込みを入れてから茎を折る方法
そんなに頻繁に使うわけじゃないから、専用カッターは不要、手持ちものもだけでなんとかならないか?という場合は・・・
このような、クラフトハサミで(硬いものを切ってもOKのハサミ)、ワイヤーの周りのプラスチック部分だけに切り込みをぐるっと入れます。
そして、切れ目のところをを両手でグキグキと色んな方向に折り曲げているとポキッと折れます。
切り口はスパッと切れてる感じではないので、クラッチブーケなどはひっかかる恐れがあり危ないです。←よく切れるワイヤーカッターを使うのがベター。
切り口を土台に挿してしまう場合や、花瓶に挿しておくだけなら、こちらの方法でも良いですね。
まとめ
- 造花のワイヤーには硬いものと柔らかいものがある。
- 硬いものは専用のお道具があると効率よく体力の消耗も少ない。
- 刃先が開くもの、丈夫な素材のもの、グリップの大きいものを選びましょう。
- 効率の良いカット方法で、体力の消耗を最小限に!
という内容でした。