
造花、アーティフィシャルフラワーやアレンジ作品をお部屋に飾ってみたいけど、お手入れはどうしたらいいの?! という方へ。
このページでは、造花アレンジメントの普段のケア、ホコリの予防から、落とし方までをご紹介します。
ケア方法を知ることで、発色の美しさや耐久性、清潔をより長く保つことが出来ます。
ぜひ活用して、花のある癒し空間を楽しんでくださいね。
たとえ枯れないお花でも、時々お手入れは必要です。
造花・アーティフィシャルフラワー は、生花と違って毎日の水換えや花瓶の洗浄もしなくてOK。枯れたお花の後片付けも不要です。
ほぼほったらかしで綺麗なお花をいつまでも楽しめるなんて嬉しいですよね。
ただし、完全放置はNG! ホコリのくすみやベタベタがあるようなら、お手入れ不足と言えるでしょう。
ホコリには注意が必要なインテリアフラワー
造花を使ったインテリアフラワー は、どれだけ放っておいても枯れることも腐る事も匂いを発する事もありません。
ですが、ホコリだけには気をつける必要があります。
お花に限らず、電化製品や家具だって、長い間同じ場所に置きっぱなしにしておくと、ホコリが付いてしまいますよね。
造花は布製品なので、カーテンやカバーリングなどのクロス類、布でできているインテリア製品と同じです。
カーテンやクッションカバー、寝具などはお洗濯することができますが、置物、飾りものはついつい忘れがち・・
時々お手入れをしてあげてくださいね。
造花のホコリ防止は早めケアが一番!
造花、アーティフィシャルフラワーにつくホコリは、早めに払ってしまえば驚くほど簡単に取り除くことができます。
気付いた時に先手を打つのが一番です。
1ヶ月、2ヶ月とそのままホコリが着いた状態にしておくと、布にこびりついてベタついてしまい取り除くのが困難になります。
見た目も黒ずんで、鮮やかな色や淡い色が台無し。
清潔感も損なわれます。
そうなる前に、きちんとケアをしてあげましょう。
インテリアフラワー はホコリを落としてさえいれば半永久的に美しい状態を保つことができます。

ホコリの予防法は?

静電気防止スプレーでホコリを予防
こまめにケアをする自信がない方には静電気防止スプレーでの予防がおすすめです。
あらかじめスプレーしておくと、汚れがつきにくいだけでなく、付いてしまったホコリも簡単に落とすことが出来ます。
ホコリを払う時間すらも惜しい・・ついついケアを忘れがち・・という方は上手に利用しましょう♪

花専用のホコリ防止スプレー。ドライフラワーや押し花にも使えて防虫効果もあります。

家電から布製品まで、ホコリを寄せ付けない静電気防止スプレー 少しお値段が上がりますが、光触媒スプレーをすると、半永久的に汚れやほこりを寄せ付けないだけでなく、抗菌・防臭・空気清浄なども合わせておこなうことができます
こまめに動かしてホコリ予防
同じ場所に置きっぱなしにしていると、どうしてもホコリがつきやすくなってしまうので、時々置き場所を変えてみるのもおすすめです。
気分転換にもなりますよね。
また、インテリアフラワー を置いている家具をお掃除するときには、お花を持ち上げたり軽く振ってあげるだけでもホコリを予防できます。
クリスマスやお正月のシーズン物などで、しばらく飾らないものは、不織布などで包んでなおしておきましょう。
乾燥剤も入れておくと安心です。
不織布の袋は100円ショップのラッピングコーナーなどでも買うことが出来ますよ♪
付いてしまったホコリの払い方

既についてしまったホコリは放っておくとベタベタになって取りにくくなってしまうため、早めに除去する必要があります。
ホコリが軽いうちはブロワー、ドライヤー、息を吹きかける、ブラシで払う、掃除機で吸い込む、などの方法で除去することが出来ます。
ブロワーで払う
カメラやレンズのお手入れにも便利なブロワー。
お花にノズルを向けて、シュシュっとエアーを吹き付けましょう。
ホコリが軽いうちなら、簡単に払うことができ、予防にも適しています。
ドライヤーの風で払う
軽い表面のほこりなら、ドライヤーの冷風をあてると飛んでいきます。
ブラシで払う
少し重めのホコリになってきたら、しっかりブラシで払いましょう。

造花のホコリを払うには、豚毛の平筆がおすすめです。
花びらの間に差し込みやすい形、固めの毛でしっかり払うことができます。 奥深くまで入り込んでいなければ、歯ブラシでも表面のホコリをはらうことができます。
掃除機で吸う
ホコリの量が多い、舞ってしまうのが嫌・・という時は掃除機で吸い込んでしまいましょう。
「弱」「静か」などで、細いノズルやブラシ付きのものを使うと安心です。
長いホースは外して、手元に専用ノズルをつけてお掃除していきます。
しつこいホコリには水の力が必要です。
・固く絞った布、ペーパーなどで拭く 重たく張り付いたホコリを払う時は、繊維が出にくい布や、丈夫なキッチンペーパーを濡らして固く絞ったもので拭き取ります。

・最後はダメ元で水洗い
少々手間がかかりますが、造花は布製品なので、水洗いすることもできます。
ただし、種類によっては、落ちやすい染料を使っているものなどもあり注意が必要です。
花びらの端を濡らしてみたり、1本だけ洗って様子を見る、などでテストしてからにしましょう。
水の中で振り洗い、ホコリが取れないときは優しく手で落とします。
洗った後はビショビショのまま放置するとシミになりやすいので気をつけます。
しっかり振って水気を切ってから、キッチンペーパーなどで水気を拭き取りましょう。
サーキュレーターやエアコンの風でサッと乾かすのがおすすめです。
造花のケア、ホコリの予防から落とし方までのお手入れ方法のご紹介でした。
掃除や片付けと同じで、放置期間が長くなればなるほど、汚れがこびりついてメンテナンスも大変になってしまいます。
週に1、2度程度でも十分なので、普段からケアして清潔に保つことを心がけたいですね。