
インテリアフラワー の作り方、始め方をステップごとに紹介しています。
前回は、Step1.まずはデザインを考えよう!でした。

なんとなく、好きな雰囲気や飾りたい場所、デザインが浮かんできたら、
文字やイラストに書き起こして視覚化してみましょう
作りたい作品が決まったら、イメージワードやデザイン画をどんどん書き出して、完成予想図を作ります。
お気に入りのノートやスケッチブック、お気に入りのペン、色鉛筆などを使ってイラストを描いたり言葉を書き加えたり。
インテリアやフラワーアレンジメント の雑誌の切り抜き、素敵なお花写真をプリントアウトしたものなどを貼り付けていくのもおすすめです。
置き場所が決まっていたら家具と一緒に設置している全体図なども描いていくとかりやすいですね。
イラストやお絵かきが好きな人には楽しい作業です。 デジタルが得意な人はPCやタブレットで描くのもいいですね^^
ビジュアルにすることでより具体的になってきます
たとえ小さな作品でも、適当に考えて、適当に作っていくと、適当な作品にしかなりません。
熟練のプロであれば、イメージの中でシミュレーションしたり、お花ひとつひとつの咲き方、枝向きなどを見たりしながらインスピレーションを形にしていくことも可能でしょう・・
しかし・・お花を始めたばかりでは、そんな計算できません^^;
多くは思い描いていたデザインと違う!となるはずです・・まれにミラクルが起きて偶然の傑作ができたりすることもあるのですが。。
器に対してお花をどれくらいのボリュームにするか、リボンのはどの位置にどんなふうに付けるか、などでイメージがガラッと変わります。
絵に描いてみることで、バランスの悪さや自分の好みとの違い、変更点や改善点がどんどん見えてきます。
「これを組み合わせてみたらどうかな?」「ここをこんな形にしてみようかな??」など、新しいアイデアも生まれやすくなるんですよ♪
アーティフィシャルは生花と異なって、サイズや規格も安定していますし、お花の劣化も気にしなくていいので、時間をかけてアイデアを練ることができますね♪
ゴールを決めれば道のりもスイスイ
一見面倒な作業ですが、設計図がないと建築物が出来上がらないのと同じで、始めのうちは、作りながら考えるのは困難です。
たくさん作って経験値が増えてくると、シミュレーションも正確にできるようになってきます。
慣れないうちは、作りながらどんどん迷走してしまい、考えれば考えるほど分からなくなっていく・・。
膨大な時間がかかった挙句に想像と全く違う残念な仕上がりになってしまった!というのは、私も度々経験した初心者あるあるです。
「これくらいのサイズで、こんな色で、こんな形、こんなバランスで作る」と最初にゴールやお手本をはっきりと決めましょう。
そうすると迷いなく進むことができて、作業も楽、短い時間で理想に近いものが出来上がります。
色合わせも同じ
色合わせなども、「ピンク系」「グリーン系」などと適当にやっているとなかなか思うようにいきません。 最初のうちは好きな色合わせの写真などを見ながら近い色のお花、配分で材料を揃えていくのがおすすめです。 お手本があると素敵な色合わせの勉強にもなります。
そうやって作り慣れてきたら、新しい色を差し色で加えてみたり、一色取り替えたり、という応用も上手に楽しめるようになります。
お気に入りツールで楽しくデザインしよう
お気に入りのペンやノート、好きなツールがあるとデザイン作業も楽しくなります。
★ 私はこんなツールを使っています

A4用紙をフチに挟んで使うことができるバインダー。 コピー用紙や画用紙など、用途によって差し替えて使えるのでとても便利。 薄くて軽くて持ち運びにも便利。ペンも挟めて機能的。
ボールペンは、字だけでなくイラストもスイスイ描ける、evoltを使っています。 コスパもよくて、シンプルなデザインもお気に入り。 【PILOT】多機能ペン ツープラスワン エボルト【EVOLT】
真っ白な紙に好きなものを描いたり貼ったり・・
お気に入りのツールがあると、デザインも捗ります。
インテリアフラワーアレンジの作り方Step2.は、『完成予想図を作ろう』でした。
ここまでは、だいたい家にあるもので手軽に取り組めたと思います。
次は「必要な材料とお道具をリストアップして揃える」という作業になります。