
ニュアンスカラーが大人可愛いクレッセントリボンスワッグ。
造花・アーティフィシャルフラワー で作る、インテリアフラワー通信講座の課題作品です。
飾りやすいコンパクトなサイズで、壁掛けやドア飾りとしてはもちろん、バッグブーケのように花嫁さんやフラワーガールが手に持って使うこともできます。
フラワーアレンジメント の作品は、花合わせを楽しむMixカラーも可愛いのですが、1色で作るアレンジも、格調高さやキュートさが強調されて、また違った魅力があります。
素材の雰囲気を合わせる

この作品は、バラとリボンの落ち着いたモーブピンク、ベージュのパール、ゴールドのチェーン・・
ほんのりとくすみがあって、どことなく懐かしさや秋を感じる色味。
少し落ち着いた色の組み合わせで統一しています。
お花を選ぶ時は、デザイン全体のスタイルを決めてから揃えていくと、調和のとれたバランスの良い作品に仕上がります。
色や形が好きなものをそれぞれ適当に買って組み合わせる、というような揃え方だと、なかなかうまく行きません。
イエローベース、ブルーベース、彩度・明度の高いもの、低いもの、同系色のグラデーション、補色などを意識すると揃えやすいです。
最初に、この場所に飾る「スワッグ」を作る!と決めてから「どんな色がいいかな?」「形のバランスはどうかな?」などと広げていくと統一感のある作品になりますね。
また、「エレガントに」「スタイリッシュに」「ナチュラルに」「大人可愛く」・・など、イメージを決めてしまうと色や形が決めやすくなります。
無料レッスンのボックスアレンジも、こちらと似た雰囲気、秋冬っぽい色合いで統一しています。
デザインのポイント
コンパクトな壁飾りにしたかったので、高さ(厚み)を出しすぎない、という所に気をつけています。
通常このような形状のスワッグアレンジは、市販されているスワッグベース(サハラ・セックなどのフローラルフォーム)にお花を挿して作ることが多いです。
しかし、市販のスワッグベースは厚みがあり、比較的大き目の作品向きです。
小さく可愛く作ろうと思うと、厚みが出すぎて、可愛い雰囲気にならないのです。
なので、この課題作品では、土台部分にフローラルフォームを使っていません。
それによって、壁やドアにかけてもお花部分が飛び出しすぎず、自然にインテリアに溶け込みます。
型紙は何度も試作して、「可愛く見えるバランス」を追求しました。
クレッセントの形は、カーブしすぎてもダメ、広がりすぎてもダメ、幅が太すぎても細すぎても、可愛くなりません!
幅を変えたり、カーブの入り方を変えたり・・試行錯誤の末に、出来上がった形です。
動画レッスンは、Concertoが作ったPDFの型紙データが付いています。 縮小、拡大コピーをすれば、使いたいお花に合わせてサイズを変えることもできますよ。
デザインにこだわりのある経験者さんはご自分で作るのがベストですが、初心者さんや早く形にしたい方は、サクッと型紙をコピーししてしまえば、苦労なく可愛い形を作ることができます。ぜひご活用くださいね。
裏側のデザインもポイントです
掛けて飾ってしまうと見えなくなってしまう部分なのですが、お花の側面や裏側も、カバーリングとデコレーションをかねて、表と調和するデザインにこだわっています。
丁寧に作られたものは大切にしたくなりますよね。裏だからといって、安っぽい素材で適当に貼り付けられているものと、細部まで素材とデザイン、完成度にこだわって作るものでは別物です。
時間と手間はかかりますが、しっかり作る価値はあると思います。
レッスンでは、リース、スワッグ、ウォールデコレーションなども裏側を美しく仕上げるように心がけています。
クレッセントスワッグのデザイン&カラーバリエーション
色違いのホワイト&ベージュ
以下は、下向きバージョンのスワッグです
作り方やポイントが異なります。もしご希望がありましたらこちらもいずれレッスンしますね。
爽やかなホワイトグリーン サイズ違いで
深みのある秋色ビビッドカラー
ロマンティックなバラ園風ピンク
ロマンティックなピーチカラー
ホースシュー型のスワッグ
今回ご紹介したリボンスワッグは、インテリアフラワー レッスンの発売以降、最も視聴回数の多いレッスンです。
パーツが多かったり、様々な副素材を使ったり・・材料の調達も大変ですし、色々な工程が入った内容。
説明するにも受講いただくにも、なかなか複雑なので、レッスンにするべきか迷いましたが、ご好評いただき嬉しいです (*´꒳`*) 。
既に完成画像や添削などもお送りいただいておりますが、皆様とても上手に作られていて感動しました!
オンラインレッスンは、通常の対面レッスンと違って時間制限がないので、繰り返し手順を確認していただくことができます。
ゆっくり手順通りに取り組めば、1つ1つの作業はそう難しくありませんので、ぜひチャレンジしてみてくださいね^^
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