
サイズ
高さ29cm 幅・奥行き14cm
クリスマスのディスプレイにも可愛いツリーアレンジ。
ミニサイズで作って、ワンポイントにリボンを付けています。
よくやりがちな、失敗ポイント、綺麗な輪郭の作り方、ベースセットの方法なども動画の後に図説入りで説明しています。
使用するお道具
- ボンド
- ラジオペンチ
- グルーガン、芯
- ハサミ(リボンカット用、花材カット用)
- ワイヤー20番、22番
- ナイフ又はカッター(スチロールカット用)
材料
- ローズ ライトグリーン(直径7cm/H4cm)×8輪
- ローズ ホワイト(直径4.5cm/H4cm)×4輪
- ローズ ホワイト小(直径3cm/H2.5cm)×3輪
- あじさい 1房(20パーツ前後)
- リボン/ワイヤー入り(22、24、7cm)
- スチロール円すい直径6.5×高さ12cm
- スチロール球 8cmを半分にカット
- 器 直径10cm 高さ12cm
土台(フォーム)とサイズ調整
今回の作品では、くびれのあるタイプの器を使用したため、サイズに合うように、器の中に仕込むフォーム「半球」と「円すい」を合体させています。
円すいだけでも器のサイズとピッタリ合う場合は、半球を仕込む必要はありません。※図解あり。
また、円すいが高すぎる場合は下の方をカットして使うこともできますが、スチロール製のものは中心部まで行き過ぎると、中がビーズ状になっているため、崩壊してしまうことがあります。
どこからビーズで、どこから硬い部分かは、メーカーによって異なります。

今回の器とサイズ選びのポイント
仕上がりサイズ+フォームサイズ+器のサイズのバランス、相性の良い組み合わせを考えましょう。

①(左)器の直径➕フォームサイズ➕仕上がりサイズがピッタリ合う組み合わせが見つかると、作りやすいです。初心者さん向けのレッスンはこのタイプがオススメです。
②今回は器にくびれがあるため、この組み合わせは接着剤が入れにくく、固定が難しいです。この組み合わせで使用する場合は、万能ボンドでの接着がオススメです。グルーほどすぐにくっつかないので、微調整が可能、ボンドほど時間がかからないので、20~30分ほど待てばお花を挿す作業に進めます。待っている間にお花やリボンの下準備をすると良いでしょう。
グルー接着だけでは弱いので、お花を挿しているときに外れてしまう危険性大です!制作中に外れるのはもちろん困りますが、販売商品の場合は、配送中に壊れた、飾っている時に外れてしまった!なんてことにもなりかねません。
後々のことも想定して、下準備はしっかりしておきましょう。
③今回は、スチロール球(1/2カット)を下にセットして、固定しやすくして、仕上がりサイズに合わせました。スチロール球をカットする位置で、高さの微調整も可能です。
綺麗なツリー型アウトラインのポイント、ツリートップ
お花を入れるときは、↓このような輪郭を意識すると綺麗なツリー型になります。

側面がまっすぐ、下に角を作ってあげるのが、綺麗なツリー型を制作するポイントです。
また、先端部分の高さやお花が足りずに、途中で途切れているように見える、という失敗も多いです。
作品から離れて見て、トップ、側面、器との境目、などが綺麗な輪郭になっているかしっかりチェックしましょう。
ツリートップについて
先端は花やオーナメント、リボンなど、お好みに合わせてデザインを考えましょう。
小さめのお花だと、ピンと尖ったシャープなイメージ。
大きめのお花を持ってくるとぷっくり、どっしり、可愛らしい感じのイメージ。
パインコーンのオーナメントやリボンなどを持ってきて、個性を出すこともできます。