
【サイズ】
直径15cm ハンドルを含めた高さ30cm
ウェディングブーケとして、プレゼントとして、フックなどに掛けて飾っていただくこともできるボールブーケ、フラワーボールのレッスンです。
作り方は、丸い土台(オアシスや、スチロール球などのフローラルフォーム)にお花を挿していくだけ!とても簡単です。
お花の量は意外と多めです。
作り方は簡単なのですが、360度、どこから見てもお花が入っているので、小さい作品でもたくさんの花材が必要です。お花の下準備には少し時間がかかるかもしれませんね。
アーティフィシャルフラワーは給水不要のため、とても軽く作れることも利点です。
コロンとまぁるい形は、プリンセスラインやベルラインのドレス、優しくキュートな雰囲気のエンパイアラインのドレスにもよく似合います。
ハンドル部分はパールチェーンやフラワーガーランドにしても素敵でしょう。
掛けたり、持ったりする用途を考えて、強く引っ張っても取っ手が抜けないようにセットするのが大切です。
ボンドやグルーを多めに付けて、お花の固定もしっかり行いましょう。
お道具
- ラジオペンチ
- 千枚通し(スチロールに穴を開ける)
- グルーガン、芯
- ハサミ(リボンカット用)
- 両面テープ
材料
- 6cmのスチロール球
- ワイヤー 20番、24番
- リボン/ワイヤー入り
- ハンドル用40cm
- 飾り用(32,34,7cm)
- 合計113cm
- バラ大(径8cm/h5cm)×10輪アイボリー
- バラ中(径6cm/h4cm)×8輪パープル、ピンク
- バラ小(径4cm/h3.5cm)×5輪パープル、ピンク
デザインのポイント

レッスンサンプルは、少しくすみのある、ピンク、パープル、ペールベージュの3色をミックスした、バラだけで作ったボールブーケ。
ほんのりアンティークなイメージで作ってみました。
ハンドルは、お花からの1色で、パープルのサテンリボンを使用。
リボンは、あえてくすみ感のないサテンリボンを使用して、スッキリ感、きちんと感を出しています。
ワイヤー入りのリボンなので、ループのふくらみや、脚部分のウェーブがふんわりと綺麗に表現することができます。
ナチュラルなスタイルがお好きな方は、ワイヤー無しのリボンを使ってもOK♪
ストンと垂れた脚も可愛いです。
今回、ハンドル部分は、ボールの高さと同じくらいにしています。短くするとキュートなイメージになり、長くすると少し大人っぽい印象です。
飾り方や用途、お好みによって、調整しましょう。
オーガンジーのリボンなど、複数のリボンを重ねたりしても素敵ですよ。
ボールブーケはギフトにもぴったり!
器を使わないアレンジなので、壊れたり、邪魔になったりする心配が少なく、気軽にプレゼントできるアレンジです。
作り方も簡単なので、お礼や贈り物、お祝いなどに、手作りのボールブーケを作ってみてはいかがでしょうか。
注意するポイントは?
1.綺麗な丸い形を作ること
同じお花を挿していくのであれば、自然に丸い形になりやすいのですが、大小様々なサイズのお花を組み合わせたり、隙間にリボンをプラスしたり、形状の違うのお花を複数組み合わせる時は少し難しくなります。
特に、ガーベラなどの平面的なお花は丸いアウトラインを作るのが難しいので、小さめのものを使ったり、お花同士を少し重ねて丸みを出したりする工夫が必要になります。
2.お花の差し向き
お花の向きは、ボールの中心から、放射状に広がるように挿していけばOK。
図にするとこのような感じです↓

挿し方のポイント

ボールブーケの断面図です。
中心(青い点)に向かって、お花が放射状になるように挿していきます。
お花のアウトライン(高さ)を丸く綺麗に揃えましょう。
グルーやボンドをたっぷり付けながら挿していきます。
3.お花の密度
ふんわりナチュラルなイメージしたい場合は、隙間があってもOKですが、
丸、ハート、動物、など、くっきりと綺麗に形を表現したい場合は、お花を密に(詰め気味)に入れたほうが、アウトラインがはっきりします。
ボールブーケもちょっと詰め気味くらいがキュッとまとまった印象で可愛いです。←好みにもよります
お花が細長く潰れたり、ぎゅうぎゅうに押されているような感じになると、詰めすぎなので、加減も必要です。
4.取っ手のリボンが抜けないように、しっかりセットすること。
贈り物や、結婚式で使うのに、「ハンドルが抜けた!」「ボールが落ちた!」なんてことになったら大変です。
差し込んで接着するだけでは弱いので、抜けない工夫をして、振り回しても大丈夫!というくらいにしっかり固定しておきましょう。
5.色の配置バランス
ボールブーケは、一色、一種類のお花だけで作っても可愛いのですが、お色をミックスして作る場合は、お色の配置バランスがとても大切です。
掛けて飾った時、持って写真を撮る時、置いて飾った時、まんべんなく色んなお色が見えると綺麗ですね。